仏壇物語

仏壇物語では、当社でお仏壇をご購入いただいたお客様とのエピソードをご紹介しています。もちろん美談ばかりではなく、反省改善の毎日で、一日一日が勉強です。そんなお客様とのやりとりから当社のお客様に対する気持ち、意気込みが伝われば嬉しいかぎりです。


仏壇の材質は? 彫刻は本当に木彫り?

 そのお客様は多くを話さない無口な方だった。正直言って接客する上で変に気を使ってしまうタイプのお客様です。ご自分なりに仏壇について勉強されている方や、高級仏壇を求める方に多いようです。
 その御夫婦は、2階にあるまだ塗り上がっていない素木地の前から動こうとはしませんでした。管財の桧をベースに正面は玉杢のある銘木。そして丸彫りで彫られた両脇の「登り龍と下り龍」
 いろいろ説明をさせていただいた後でした、「清水の舞台から飛び下りるつもりで・・・」と申され、御契約を賜りました。それから2ヶ月掛け一生懸命仕上げて法事に間に合うことが出来ました。


 卓越技能賞をいただいた堀尾俊三の自信作も、漆に隠され金箔が貼られ金具が打たれて殆ど見えなくなりますが、これからの100年は中身として生き続けていきます。
 売れる喜びと、手放す寂しさが入り交じる瞬間でもあります。
 父、俊三は「嫁に出すようや」とつぶやいていました。しかしこのお仏壇は高山市内の2つ隣の町内という近くに納品でしたのでいつでも会いにいけます・・。といいつつ、父はその町内から母をもらっているのです。


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