仏壇物語

仏壇物語では、当社でお仏壇をご購入いただいたお客様とのエピソードをご紹介しています。もちろん美談ばかりではなく、反省改善の毎日で、一日一日が勉強です。そんなお客様とのやりとりから当社のお客様に対する気持ち、意気込みが伝われば嬉しいかぎりです。


映画の中の古い仏壇

 郡上一揆という映画を御存じでしょうか。以前にも御紹介した、農民一揆を描いた神山征二郎さんの監督で、緒方直人さん岩崎ひろみさん主演の作品です。
 郡上の山中で、未だ雪の残る3月の夜に百人余りのエキストラが、何台かのポンプ車の水を浴びながら、戦いの撮影は圧巻でした。
 岐阜県の映画として、いろいろな方の協力で完成しましたが、知人である監督さんに頼まれて、古民芸品や何百人ものわらじ、エキストラの手配等と、高山にも支援会を作り少し協力をさせていただきました。
 さてお仏壇の話ですが、古くて大きな仏壇がスクリーンいっぱいに写し出されます。一揆への参加を決断した後、夫婦が仏壇の前で寝るシーンです。『この場面で仏壇が登場?』と、思われそうですが、そこにはご先祖を背負った家長としての姿、そして仏様にも恥じない行いをその瞬間に表現されていた気がしました。


 実はこのお仏壇は当社で修理をしました。破損箇所は修理し、不足しているものは新調するものの、古く見せなければいけません。いつもの様に新品同様に仕上げるのではなくて、それらしく見せるための研究と、違う技術が必要な仕事でした。



 関係ありませんが、囚われの身となる百姓の1人に私も緊急参加しました。(私の先祖はこんな感じだろうか)
 ともあれ、この映画を一度見てみませんか。いや、二度見ることをお勧めします。


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