こんにちは。
仏壇工芸ほりお 接客担当の庄子です🍓
毎年やってくるお盆。
皆さんはどのように過ごされる予定でしょうか。
お子様と海やプールへ出かけたり、花火大会やバーベキューを楽しんだり、ご実家へ帰省してご家族やご親戚とゆっくり過ごしたり…。
夏の楽しみ方はさまざまですが、「お盆」にはご先祖様をお迎えし、感謝を伝えるという大切な意味があります。
今回は、知っているようで意外と知らない「お盆」について、3つのポイントに分けてご紹介します!
① お盆ってどんな行事?
お盆は、ご先祖様や亡くなった大切な方の霊をお迎えし、感謝の気持ちを込めて供養する日本の伝統行事です。
その由来は、仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」という法要にあるとされています。
お釈迦様のお弟子である目連(もくれん)尊者が、亡くなったお母様が苦しんでいることを知り、お釈迦様に相談しました。
すると、「夏の修行を終えた僧侶たちに供養をし、その功徳を亡き母へ回向しなさい」と教えられます。
目連尊者がその教えを実践すると、お母様は救われたと伝えられています。
この出来事が、お盆の由来として今日まで語り継がれています。
※功徳(くどく)とは、善い行いによって生まれる良いはたらきのことです。見返りを求めず人に親切にしたり、人を思いやる行いも功徳の一つとされています。
私は、言葉にはしませんが、ついつい見返りを求めてしまっているので功徳を大事にしていきたいです
② なぜ「お盆」は8月なの?
「お盆」と聞くと8月を思い浮かべる方が多いと思います。
しかし、もともとは旧暦7月15日に行われていました。
明治時代に新暦が採用されると、新暦の7月15日は農作業の忙しい時期と重なってしまう地域が多くありました。
そのため、多くの地域では約1か月遅らせた「8月15日前後」に行うようになり、これを「月遅れ盆」と呼びます。
現在では、
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東京など一部地域…7月盆
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全国の多くの地域…8月盆
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沖縄など…旧暦のお盆
というように、地域によって時期が異なります。
③ 精霊馬は飾らないといけないの?
お盆飾りといえば、キュウリの馬とナスの牛を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
これは「精霊馬(しょうりょううま)」と呼ばれ、
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キュウリの馬…ご先祖様に少しでも早く帰ってきていただくため
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ナスの牛…景色を楽しみながらゆっくりお帰りいただくため
という願いが込められています。
近年では、ガラス製や木製など繰り返し使える精霊馬や、SNSではバイクや車をモチーフにしたユニークな作品も見かけるようになりましたね(笑)
ご先祖様を思う気持ちはそのままに、それぞれのご家庭らしいお迎えの形が広がっています。
ただし、精霊馬はすべての宗派で飾るものではありません。
禅宗(曹洞宗・臨済宗など)、真言宗、天台宗、日蓮宗などでは飾る地域が多く見られます。
一方で、浄土真宗(本願寺派・真宗大谷派など)では、「亡くなられた方は阿弥陀如来のおはたらきによってすぐに極楽浄土へ往生される」という教えのため、ご先祖様が家へ帰ってくるという考え方は基本的にありません。そのため、精霊馬や迎え火・送り火などのお盆飾りは必ずしも必要とはされていません。
宗派や地域によって考え方や風習が異なりますので、ご自宅のお寺様や地域の習わしに合わせることが大切です。
最後に
お盆の過ごし方に「これが正解」という形はありません。
ご先祖様を思い、家族で手を合わせる時間を持つこと。
それだけでも十分に意味のある供養になるのではないでしょうか。
仏壇工芸ほりおでは、お盆飾りやお盆提灯をはじめ、お盆のご準備に関するご相談も承っております。
「何を準備したらいいの?」「うちの宗派ではどうしたらいい?」など、分からないことがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
皆さまが心穏やかなお盆を迎えられますよう、お手伝いできれば幸いです!
それではまた次回のブログで!
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