さて今回は、ある女性のお客様よりこんなご相談をお受けしました。
✅結婚して他の家に嫁いだんだけど、自分はひとりっ子なので実家には親しか居ない
✅時が立ち、親も亡くなった時には実家には誰も居なくなってしまう
✅そうすると実家のお仏壇はどうすればいいんだろう?
嫁ぎ先にはすでにお仏壇があるし、しかも実家と宗派も違う、、、、、
✅そして何より実家のお手次(関係している)のお寺との付き合いはこの先どうすればいいんだろう?
以上のようなご相談でした。
住んでいる人がいない家にお仏壇があっても仕方ないのでお仏壇は処分、、、、、
お手次のお寺との関係も、もう付き合う人がいないのだから解消、、、、、
と、単純に考えればこのような回答になるのでしょうか、、、、😔
しかしながら実際にはそんな簡単で単純な話ではございません。
いくら誰も居ない家のお仏壇だからと言っても、今まで親御さんが大切にされてきて、少なからずとも自分自身も何らかの思い入れのあるお仏壇。
もう付き合う人がいないとは言え、先祖代々付き合いがあったであろうお寺との関係。
簡単に杓子定規で測れるものじゃありませんね🙂↔️
やはりここは、お世話になったお寺の住職にまずご相談をされる事が1番なのではないでしょうか。
「ここまで話を引っ張っておいて結局そこか〜い」と言われる方もみえると思いますが、
このような事も含めて檀家の方と最後までお付き合いをさせていただくのが住職の勤めでもあると思います。
ではでは当の私は、このような質問をお受けした時にどう答えたかと言いますと、、、、、、
まず何よりその方の意思、どうしたいかを尊重する、ですね。
「他人任せか〜い」と思われそうですが、実際には色々な事情が重なり合い、色々な状況が生じるこの世界。
その方の意思を強制的に差配することなんて私にはできる筈もありません。
その結果、仮に私とのご縁が途切れたとしても、仏さまとのご縁が途切れた訳ではありませんしね。☺️
以上の事はあくまでも私個人の見解であり、浅はかな考えかもしれません。
が、この先このような事はどんどん増えてくると思われます。
高齢化社会、少子化問題、核家族化・・・・・
何はともあれ、少しでも不安や疑問が生じたらやはり、ご縁あるお寺さんに気兼ねなくご相談される事をオススメします。😊
本来あるべき姿の寺院とはそうゆう場所ですから。
お問い合わせはこちら https://horio.co.jp/
お仏壇の処分はこちら https://horio.co.jp/pages/disposal