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仏壇お役立ちブログ

大木から枝へ

弊社の大ベテランの職人の口癖にこんな言葉があります。

「時代がどれだけ変わって、技術が進歩して、やり方が変化しても、職人は常に良いものを作る事を心に持っとかにゃならん。木の幹を大事にしろ。」

人生の大半を職人というカテゴリーに捧げた人のいう事は深いですなぁ・・・・

さて今回は、前回の話に関連した話題です。

皆さん1度は思った事がある「なぜ仏教はこんなにも色んな宗派があるの?」という疑問について触れたいと思います。

もう少し言い換えれば「なぜ仏教は元々は1つだったのに色んな宗派に分かれたの?」という話になります。

端的に言えば、仏教が宗派に分かれている理由は、教えや修行方法、経典の解釈の違いが生まれたからです。

教義や解釈の違い

仏教の創始者はブッダ(お釈迦様)一人ですが、弟子たちがそれぞれブッダの教えを独自に解釈し、そこから修行方法や信仰の目的、救いの手段が違う形で発展しました。この解釈の違いが宗派の分裂の主な理由です。

歴史的背景

もともと一つだった教団も、ブッダが亡くなった後、教えの理解や実践方法などをめぐって分裂が起こりました。紀元前からインド、中国、日本へと仏教が広がる過程でも、各地域の文化や思想との融合の中で新たな宗派が誕生しました。

宗派の具体的な違い

例えば、「自分自身の修行によって悟りを開くべき」とする上座部仏教(テーラワーダ)と、「すべての人を救うことが大切」とする大乗仏教(マハーヤーナ)という大きな分裂も、根本的な考え方の違いです。さらに経典の体系化や分類方法も違うため、細かな宗派がさらに増えていきました。

以上が簡単ですが仏教が色々な宗派に分かれた説明になります。

1本の大木から色々な方向に枝が伸びた、そんな感じですね。

 

以前、檀家さんと一緒にとある講習会に参加させていただいた時に、やはりこの疑問を長らく感じていた方がみえ、その時の講師の方に質問をした事がありました。

その時の講師の方の答え「スタートは一緒だけれども、目指すゴールが違うんですよ。」というお言葉でした。

う〜〜〜ん。シンプルながら深い・・・・・・😅