こんにちは!仏壇工芸ほりおの岩崎です。
今回も仏壇職人と寺の住職の二つの肩書きの目線から色々な疑問や問題について話していこうかと思います。
さて、今回はお客様にも度々問われる「仏壇を置く場所」について少々雑談をまじえながらお話しさせて頂きます。
結論から言いますと、仏壇を置く場所は「仏間」です。
唐突に身も蓋も無い話ですいません、、、、、
しかしながら近年の住宅事情ではなかなかそれも難しい状況になってまいりました。
そもそもにいたって「仏間」そのものが無い、という家が最近では当たり前になってきましたね。
「仏間を造るくらいなら、そのスペースを別の居住空間にしたいなぁ」
「将来的に子供の部屋にしてあげたいから仏間はちょっと、、、、」
なるほど、おっしゃる通りでございますね。気持ちは重々お察しします。
(私も小さい頃は「自分の部屋」というものに憧れたものです)
「ウチには仏間がないから仏壇は置けないなぁ」
「仏間がないから仏壇は置いたらいけないんでしょ?」
なるほど、そのような考えもあるんですよね。
仏壇はちゃんと仏間に安置するもの、という想いからの言葉だと感じます。
ここで少し私の所感をお話しさせていただきます。
私が住職を勤めてまだ間もない頃の話ですが、色々な家にお参りさせてもらい、色々な仏壇の前でお勤めをさせてもらいました。
田舎ですので大概の家には仏間がありそこでお勤めをさせて頂くのですが、街中の檀家さんの中には家の事情もあって仏間がない家もあり、テレビや冷蔵庫の隣に仏壇があり、そこでお勤めをさせてもらう事もありました。
正直、その頃の私にはやはり「仏壇は仏間にあるもの」という想いがあり、少し違和感を感じていました。
しかしある時にお寺の集まりで他の住職さんに上記の話をしたところ、こんな言葉をいただきました。
「リビングでも寝室でもどこでもいい。仏壇が置いてある所が仏間になるんじゃないのか?むしろテレビや冷蔵庫の隣なんて良いじゃないか。だってそこには常に家族がいるだろう?いつでも手を合わせれるじゃないか。」
この言葉をいただいてからは今まであった違和感がなくなり、なんの迷いもなくお勤めに向かえています。
少し私の所感が入りましたが、簡単にまとめますと、、、、、
✅仏間がないから仏壇を置いてはいけないことはありません。
✅安置する方向も「絶対にこの向きじゃないとダメ」という事もありません。
あなたの状況に合った、落ち着いてお参りできる向きが大事です。
✅仏壇(仏さま)が安置されている空間が自然に仏間そのものになるのではないでしょうか。
私たちは皆様がより良い状況で、心落ち着くお参りができるようお手伝いいたします。
その家に1番合う仏壇のコーディネートも行っております。
お悩みやご質問がありましたらお気軽にご連絡ください!
最後まで読んでいただき有難うございました。 南無阿弥陀仏
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