こんにちは!仏壇工芸ほりおの岩崎です。
今回も仏壇職人と寺の住職の二つの肩書きの目線から色々な疑問や問題について話していこうかと思います。
さて今回は、仏壇屋さんが聞かれる質問の中でもベスト3に入ると思われる「宗派による仏壇の違い」についてお話ししようかと思います。
今回は私が住んでいる地方で1番多い「真宗大谷派(お東)」と「浄土真宗本願寺派(お西)」の仏壇の違いについてご紹介します。
どちらのお仏壇もパッと見た感じは同じようなお仏壇に見えるかもしれませんが、実は細かいところでその宗派特有の違いがあるんですよ。
〜宮殿まわり(屋根まわり)〜
✅「破風(はふ)」の違いが特徴的です。
✅「小柱(こばしら)」がお東は黒漆に対して、お西は金箔が貼ってあります。
〜前柱〜
✅小柱と同じでお東は黒漆、お西は金箔貼りとなっています。
〜高欄(こうらん)〜
✅お東は朱塗りで、お西は金箔貼りになっています。(仏壇の種類によってお西でも朱塗りの場合もあります)
お仏壇はお寺をミニチュアにしたものとも言われます。
自分がお世話になっている寺院がそのままお家にある、そんな感じですね😊
皆さんも改めてお家のお仏壇をゆっくり眺めてみてはいかがですか?
今まで気づかなかった事が見えてくるかもしれませんよ👍
またお気づきの点、気になった事がありましたらお気軽にご相談ください🙂↕️
最後まで読んでいただき有り難うございました。
南無阿弥陀仏
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